地球の未来をまもるために

現況調査・予測・評価のあらまし

表題

1.はじめに

佐久市が中心となり、将来に向けた安全安定、安心なごみ処理体制を維持していくため、平成29年度を目途に既存のごみ焼却施設である「佐久クリーンセンター」並びに「川西清掃センター」の両施設を統合した、新たなクリーンセンターの整備計画を進めています。

新クリーンセンターは、長野県環境影響評価条例の対象事業になるため、市では同条例に基づき環境影響評価の手続きを進めています。環境影響評価の第一段階となる方法書の作成に当たっては平成24年5月から6月に開催した住民説明会における意見要望をできる限り反映しました。

また、作成された方法書についても、同年7月に公告・縦覧、9月から11月に開催された長野県環境影響評価技術委員会における審議を経て、県をはじめ、関係住民、関係自治体から多くの意見要望をいただきましたので、これらを十分踏まえたうえで環境アセスを実施しています。

このあらましは、現在までの現況調査、今後の予測及び評価の概要をとりまとめたものです。

 

2.新クリーンセンターの計画概要

新クリーンセンターの計画概要は、次のとおり想定しています。

区 分

概  要

計画処理区域

佐久市、軽井沢町、立科町、御代田町、小海町、佐久穂町、川上村、南牧村、南相木村、北相木村

計 画 概 要

計画目標年度

平成29年度

計画収集人口

170,411人

面 積

約1.7ha

建築物想定寸法

幅約70m×奥行約40m×高さ約30m(煙突高さ59m以下)

処理方式

ストーカ式焼却炉

運転方式

24時間連続運転

施設規模

110t/日(55t/日×2炉)

稼動開始年度

平成30年度

建設候補地(対象事業実施区域)は、公募により応募申請をいただいた3地区の中から佐久市新ごみ焼却施設建設候補地選定委員会における調査検討の結果、総合的な適性評価で第1順位となった「平根地区(上舟ヶ沢、棚畑地籍)」としました。建設候補地 現況写真、位置図

【 建設候補地(対象事業実施区域) 現況写真 ・ 位置図 】

 

3.環境影響評価項目                                                                                                   長野県環境影響評価技術指針とは

環境影響評価は、長野県環境影響評価技術指針(以下、「技術指針」といいます。)に基づき、大気質、騒音、振動、悪臭、水質など、計17項目について実施します。環境評価17

4.調査項目、調査地点

環境影響評価において現況調査を行う項目、調査地点は、建設候補地(対象事業実施区域)周辺における気象条件、保全対象となる住居の立地状況等を踏まえて、次のとおり選定しました。

調査地点

 

  環境影響評価(大気質等)

環境影響評価項目(悪臭、水質等)

5.現況調査のイメージ

現況調査のイメージ(大気質、地上気象)

 

現況調査のイメージ(バルーン、騒音等)

 

6.予測の概要

予測は、次のとおり環境影響評価項目ごとに行います。予測の概要

 7.評価の概要

評価は、技術指針に基づき環境影響評価項目ごとに行います。

  • 規制基準等が設定されている項目は、それとの整合性を評価します。
  • 規制基準等が設定されていない項目は、実行可能な範囲内でできる限り回避、又は低減されていること、及び必要に応じてその他の方法により環境保全についての配慮が適正になされていることについて評価します。

 

8.環境影響評価の手続き

新クリーンセンター建設に係る環境影響評価の手続きは、下図の流れで実施しています。

手続きの流れ

 

9.おわりに

新クリーンセンターの設置運営に当たっては、周辺環境との調和に十分配慮するとともに、現況と比較して周辺地域の環境に対する影響をできる限り軽減すべく努めてまいります。

皆様のご理解とご協力をよろしくお願いいたします。

現況調査・予測・評価のあらまし 平成26年2月資料 (PDR:2M)

 

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